2022.12.22
担当教員：渡辺恵美子
３年生は最後の病院実習を終えた後、総まとめの授業「看護の統合Ⅲ」があります。教員が設定した事例に対し、起こりうる危険性も予測して必要な看護援助を考えます。「応援を呼ぶという判断」も大切です。まずはグループで話し合って、「この場合なら、こんな言葉をかけて説明したら…」「呼吸を楽にするには痰を吸引して…」など事例ごとにシミュレーションをします。想定外のことが起こった時にも、慌てて、患者さんを置き去りにしてその場から離れてはいけません。今年度から、学校外の方々に実技試験での患者役を依頼しました。リアルな患者役に対面した学生は、緊張が最高潮になったようでした。しかし、そこは３年生！学んだことを必死に思い出して対応している姿は、とても頼もしく見えました。看護場面では、常にさまざまな選択・判断が必要です。この学びを是非生かしてほしいと願います。
