認定看護師
穴澤 恵さん(Ⅰ部29回生)
私は、がんの治療期から終末期まで、多くの患者さんとご家族に出会い、たくさんの大切なことを学ばせていただきました。その関わりのなかで、患者さんが抱えるつらい症状や気持ちのつらさを和らげ「その人らしさ」を大切にする看護がしたいと考えるようになりました。また、私自身の看護師としての課題も感じ、経験だけではなく、より専門的な知識と技術が必要だと考え、認定看護師の道へと進みました。
現在は、竹田綜合病院の院内組織である緩和ケアセンターの専従看護師として、一般病棟や外来部門、地域の医療スタッフの相談に応じながら、チームで緩和ケアが提供できるよう調整を行っています。緩和ケアの看護外来では専門性を活かした看護実践も行っています。
認定看護師
山﨑 和恵さん(Ⅱ部21回生)
糖尿科外来に勤務しながら、病棟や外来でのインスリン自己注射指導、低血糖やシックデイの指導を行い、在宅で患者さんが困らないように支援しています。認定看護師の役割で集合研修や病棟単位での勉強会、また依頼に応じて地域の方へ出前講座も行っています。
現在のキャリアに至った経緯は、糖尿病外来で日本糖尿病療養指導士の資格を取得し、生活指導、インスリンの自己注射指導を中心に11年勤務しました。その後、糖尿病看護をさらに深めたいと考え2010年に糖尿病看護認定看護師の研修所を受験しました。
資格取得までは、千葉県船橋市の社会保険看護研修センターで7か月の研修を受け、2011年に糖尿病看護認定看護師の資格を取得しています。