2022.03.30
竹田看護専門学校 専任教員 大房 博江(おおふさ ひろえ)
3月は卒業の時期です。看護学校では、教育理念に基づいた「期待する卒業生像」を目指し、3年間の看護教育を行っています。そうして、毎年35名前後の学生を学び舎から送り出しています。
学生の進路は8割が竹田綜合病院へ、他2割が進学や他病院へ就職しています。卒業は看護師としてのスタートラインです。本校の「期待する卒業生像」から、さらに成長し新たな看護の担い手として活躍できることを期待しています。
今春、2022年度より看護学校の教育課程(カリキュラム)が変わります。看護師に求められる能力は、社会の変化とともに変わります。そのため、これまでもカリキュラムは改正されてきました。現在、我が国は高齢化や慢性疾患患者の増加、入院期間の短縮化に伴い、疾患や障害を抱えながら地域で生活する方が多くなりました。そのため、今回の改正の軸は、病院だけでなく地域の多様な場でも活躍できる人材の育成です。
本校は2年間のカリキュラム構想を経て、新カリキュラムで新「期待する卒業生像」の育成を開始します。4月に新入生を迎え、看護学校の新年度がスタートします!
4月から新入生を迎える学び舎
(ふれai 2022年3・4月号 竹看通信 VOL.25より)