お知らせ2023.09.12
restart ~新しいストーリーのはじまり
CROSS×TALK 社会人経験者による座談会
入学から卒業までどのくらいお金がかかるの?
年下の同級生と一緒に過ごしたり、授業にもついていけるのかなあ?
さまざまな疑問に答えるべく、社会人から入学した先輩たちが学生生活についてホンネで語り合いました。
2023年7月28日 (金)
53回生4名、54回生2名、55回生2名
Talk01 竹田看護専門学校を選んだ理由はなんですか?
1年生Hさん:
地域での学校の評判がよかったことと、わたしの友人が以前通学していたこともあり、とても信頼がありました。専門実践教育訓練給付金の実践校であったことも大きな選択理由ですね。
2年生Fさん:
自宅から近いので、通学も容易で学費も条件に合っていました。実は、母の卒業校でもあり安心して入学をすることができました。
2年生Eさん:
自宅から通えることと、学費が条件にあったこと。そして何より知り合いが卒業していることが選んだ理由となりました。
3年生Bさん:
自宅から近いということと、わたしの知り合いに卒業生がいるので安心して竹田看護専門学校に決めました。
先生からのコメント 経済的な負担を軽減することのできる看護学生向けの国による給付金制度があり、条件を満たすことで給付を受けることができます。社会人の方は、仕事を辞めて収入の無い状況で学費を払うことになると思いますが、一定の社会人経験のある看護学生に対しては国で運営する給付制度や各種の奨学金制度を利用することができます。 専門実践教育訓練給付金/高等職業訓練促進給付金/奨学金制度 等 本校の学生がより良い環境で勉強できるよう、サポートを行います。お気軽にご相談ください。 |
Talk02 竹田看護専門学校の良いところは?
3年生Aさん:
学校生活や進路で悩んだとき、担当の学習支援の先生がいつでも相談にのってくれることです。こちらの学校は社会人枠で入学した人も多く、周りと助け合うことができており、みんながとても優しいです。
3年生Bさん:
看護学校として母体病院があることが強みです。実習に行くにも距離が近いのはとても良いとおもいます。また、実習費もかかりません。
2年生Fさん:
勉強の自由度が高いと感じています。先生方も自分たちの良いと思ったことをどんどん伸ばしてくれます。最初は女子がほとんどのクラスで馴染めるかどうか不安でしたが、みんな自然と受け入れてくれてとても優しかったです。年齢は違いますが、学校生活を楽しく送れています。女子も仲良くしてくれています。
1年生Gさん:
年齢など関係なく楽しい学校生活を過ごしています。先生たちが、学生の考えや良さを引き出すように聞いてくれるのでまずは自分で考えることが身につくようになりました。
1年生Iさん:
竹田看護専門学校は実習室が自由に使えることが魅力です。前職で知識はありましたが、技術も磨くことができる環境が整っています。
先生からのコメント 本校は、竹田健康財団が運営していますので、実習は竹田綜合病院や関連施設で実施しています。各実習場には実習指導者がいて、サポートしてくださいます。実習費用もかかりません。Iさんが話しているように、看護実習室も自由に使えるので、看護技術の練習はいつでもできます。 また、本校での学習は、今までの学習と違い、自己を振り返ることが多くなります。そのため、精神的に負担を感じることもありますが、教員は、悩みや不安に対しきめ細やかに対応していますので、負担感を乗り越え人間的に成長していくことができます。 |
Talk03 看護師を目指した理由は?
2年生Fさん:
1番のきっかけになったのは、前職で保険関係の仕事についていた時の経験が看護師を目指すようになりました。癌や骨折など様々な病気を患った方がいたのですが、保険だとお金を出すことだけで終わってしまいます。看護師は直接人を助けることができる仕事だと思い、目指すようになりました。
3年生Aさん:
私の父が竹田綜合病院に入院し、その時スタッフが家族のことのように良くしてくれました。自分もそのような看護師になりたいと思い目指すようになりました。
1年生Iさん:
わたしが小学生の時に東日本大震災がありました。その影響で災害医療に携わりたいと思い看護師を目指すことになりました。
1年生Gさん:
私は以前浜通りに住んでいました。震災の時に昔お世話になっていた看護師さんが困っているのを目にしたのです。それまでは夫の転勤や子育てで、看護師になることを思いとどまったこともありましたが、今がその時と看護師を目指すようになりました。
先生からのコメント 社会人経験学生は確固たる信念をもっていると感じています。 看護職を目指す理由は様々ですが、一度違う道に進み、人生の方向を変えて入学しているので、在学中に心が揺れることは少ないように感じます。それが、ほかの学生たちに良い影響を与えてくれていると感じています。 |
Talk04 入学前の不安はどんなことでしたか?
1年生Hさん:
一般常識の過去問がなかったため漠然としていました。
1年生Iさん:
高校生とは違い社会人でしたので、面接で何を聞かれるか不安でした。
2年生Eさん:
私は男なので女性が多い環境であるのと、同級生に社会人が少ないのでとけこめるかが不安でした。
先生からのコメント 社会人経験学生の「入学前に不安なこと」の第2位が、高校卒業したばかりの人たちと、学生生活をうまく過ごしていけるか?ということでした。社会人経験学生の年齢の幅は広いですが、皆さん、本当に仲良く過ごしている現状です。若い人たちと一緒にいるためか、どんどん若々しくなっていくのは気のせいではないと思います。ちなみに、第1位は「お金のことが心配」でした。 |
Talk05 お金事情について
3年生Cさん:
(子供2人、家庭あり)
ハローワークに相談し、専門実践教育訓練給付金を受給しています。半年に一回給付され、学費が半分になります。2か月に一回はハローワークに申請に行っています。 (就職すると返ってくる分もあるそう)※受給条件が異なるため、詳しくはハローワークで確認してください。また、奨学金として月50000円を借りることができ、竹田綜合病院へ一定期間務めると、返済が免除される制度を利用しています。入学前は収入を得られないため生活費が不安でしたが何とかなりました。
※上記制度や奨学金は3年生全員利用しており、1年生も利用しています。
先生からのコメント 専門実践教育訓練給付金については、Take 01で詳しく紹介しています。他にも奨学金制度として、竹田健康財団の奨学金制度があります。月5万円を借りることができます。この奨学金は、竹田健康財団に就職し5年間働くことで返済が不要になります。 |
Talk06 学校生活で困ったこと、大変なことは何ですか?
3年生Cさん:
子供が起きている間は実習記録ができないので、家事をしている間に記録をすることはあきらめています。そのため、子供を21時には寝かせようと努力しています。21時から記録と決めています。正直、睡眠が短いときが少しつらいです。2:30まで記録し、5時に起きたこともありました。ですので、課題等は学校でできる分は学校でやってしまうようにしています。
3年生Dさん:
2年生までの普段の勉強は、今まで通学していた大学でとった授業の単位が認められるため、取得している単位の授業時間を空き時間にできましたが、実習の記録はつらいです。
先生からのコメント 3年生2名が切実な状況を話してくれています。これもほんの一部で、3年間の学校生活ではいろいろな困りごとがあるかと思いますが、学年を超えた社会人経験学生の「和」・「輪」があります。お互いに情報を交換しあいながら、乗り切っているようです。もちろん、経験豊かな教員もいますので、いつでも相談できることも書き添えておきます。 |
Talk07 自分たちよりも年齢が低い学生との学校生活はいかがですか?
3年生Cさん:
グループワークが多く、そのため協力する場があり、自然に周りと話すようになりました。
2年生Fさん:
グループで協力している中で仲が深まりました。社会人の経験があるため頼られがちになるところが少し大変です。
1年生Gさん:
心がけていることは、 (自分より年下の方とのかかわりを)刺激として楽しむことにしています。
1年生Hさん:
無理して合わせず、話を聞くことに集中することもあります。
1年生Iさん:
話題が合わないときはそれがどういったことだったのか時々調べるようにしています。
先生からのコメント 2年生、3年生が話しているように、本校はグループワークでの学習が多く、お互いに協力し合うことが求められます。そのような活動を通して自然と溶け込み、仲良く過ごせるようになっているようです。 1年生のG・H・Iさんそれぞれが話していることも、仲良く過ごしていくコツだと思います。もし、うまくやれないなあ…と思うときには、社会人経験学生の先輩に相談してみましょう。きっと良いアドバイスがもらえますよ。 |
学校から一言
竹田看護専門学校では、7~8月に開催するオープンキャンパスの他、通年で個別相談や学校見学も受け付けています。どんな質問でもお気軽にお問い合わせください。