特別講演を行いました

9月30日(金)、全学生を対象に特別講演を行いました。
特別講演は、看護はもちろん、それ以外の様々な分野で活躍されている方の講演を通して、見識を広め豊かな人間性を育むことを目的として毎年1回開催しています。
今回は「言葉の大切さ・言葉の力」をテーマに「日本の大和言葉を美しく話す」の著者である 文筆家ことば研究家の高橋こうじ先生、いなわしろ民話の会の鈴木清孝先生、そして竹田綜合病院の災害派遣精神医療チームとして熊本の被災地で支援活動をされた板橋ひろみ先生と田口厚子先生をお招きして講演をしていただきました。演題は下記の通りです。

●ことば研究家 高橋こうじ 先生

  「贈り物の言葉」

  高橋先生には「うれしゅうございます」や「心待ちにする」など伝統的な言葉である大和言葉の数々、そしてその美しさを教えて頂きました。伝統的な美しい言葉を使うことは、コミュニケーションを取る相手への贈り物になるなど、言葉の大切さを学ぶことが出来ました。

    

 

●いなわしろ民話の会 会長 鈴木清孝 先生   

  「会津の語りから学ぶ ~ 会津に残される昔がたり ~」

 会津出身者でも知らない会津の地名の由来や、会津地方の面積にまつわるお話し、そして数ある会津の民話の中から5つの民話を温かみのある会津弁で語って頂きました。会津の良さを再認識するいい機会になったと思います。また、「故郷」を合唱した時のハーモニカはとても素敵でした。

    

 

●竹田綜合病院 災害派遣精神医療チーム

   板橋ひろみ 先生  田口厚子 先生

  「熊本地震での災害支援活動」

 熊本地震後にDPAT(災害派遣精神医療チーム)として被災地で支援活動をされてきた貴重な体験談を聞かせて頂きました。現地では様々な苦労があったそうですが、被災者の方と話しをする時に、熊本方言のパンフレットが役立ったというエピソードには驚きました。確かに「あとぜき」と扉に書いてあっても、どういう意味かわかりませんね。(「あとぜき」とは、「開けた扉やドアをきちんと閉める」という意味の熊本の方言です。)